こんにちは、早川航平(@kohei_hykw)です。
ダーツについてネット上の情報から学んだり、他人から直接教わる事があります。
そんな時に、気を付けなければいけない重要なことがあります。
過去にこんなツイートをしました。
他人のダーツ論は正解じゃなくてヒント。
体や感覚が違うし、完全に同じ状況が再現出来る訳ではないからヒントとして活用する。
その情報が断片的である可能性もあるし、そのままそれだけを取り入れようとすると、整合性の無いチグハグな動きになってしまう。
常に自分の感覚と向き合うことが重要。— 早川航平@ダーツ (@kohei_hykw) August 21, 2019
他人のダーツ論は正解じゃなくてヒント。
体や感覚が違うし、完全に同じ状況が再現出来る訳ではないからヒントとして活用する。
その情報が断片的である可能性もあるし、そのままそれだけを取り入れようとすると、整合性の無いチグハグな動きになってしまう。
常に自分の感覚と向き合うことが重要。
上記について深掘りします。
他人のダーツ論は正解じゃない
ぶっちゃけ、他人から教わるダーツ論なんて自分にとって正解かどうかはわかりません。
他人のダーツ論には様々な危険性が含まれています。
教える側の人と自分では、体格や感覚など条件が違う
当然ですが、まず人それぞれ条件が違います。
ダーツの技術論は1+1=2みたいな、決まった法則に基づくものではありません。
人間の体を使ったスポーツなので当然といえば当然ですが、他のスポーツと比べても道具と道具の干渉が少なく、より感覚的な部分の割合が多いです。
例えば、テニスや卓球などラケットを使ったスポーツでは、ボールに対してどの角度でラケットを当てるとここに飛ぶというような、物理的な事実に基づく法則がありますよね。
それに対してダーツでは、ダーツボードに向かって手からダーツを投げるだけなので感覚的な部分が重要です。しかし、感覚は人それぞれ違う上に目に見えないので、それを教えるのは難しいです。
正しく言語化されていない
感覚的な部分が多く教えることが難しいものは、正しく言語化する必要があります。
しかし、感覚を言語化するのは至難の業です。
なんとか無理やり感覚を言葉に変えても、元の感覚とは意味が変わってしまっていたりします。
日本語って難しいですね。
教え方、受け取り方によって情報が間違って伝わる
仮にうまく言語化出来たとしましょう。
しかし、それを他人に伝えると全く違うものになってしまったりします。
教え方や、受け取り方は人それぞれです。
上手くいった部分だけ抜き取られている
またそもそも、その技術論はそれだけで完結するものではないはずです。
積み上げた練習量や、その他の要素など、そちらの方が重要である可能性は充分あります。
そういったものを無視して、教える側によって勝手に抜き取られた断片的な情報だけを真に受けてしまうのは非常に危険です。
あくまでヒントとして考える
他人のダーツ論はあくまでヒントです。正解じゃありません。
ヒントとして活用する上で大切なのは、情報をもとに自分の頭で考えることです。
そしてその情報が自分にとって有効かどうかは、自分の実験をもとに決定します。
例えば、下記のツイートを読んだとします。
気持ち良くダーツを投げるためには肘と手首の連動が重要。この2つが柔らかく連動すると楽にダーツが飛ばせる。どちらかを使うだけではダメ。あくまでも連動が重要。気持ち悪い感覚の時はどちらかだけを使って投げていたり意識していたりして、タイミングがズレてうまく連動出来ていなかったりする。
— 早川航平@ダーツ (@kohei_hykw) November 29, 2019
気持ち良くダーツを投げるためには肘と手首の連動が重要。この2つが柔らかく連動すると楽にダーツが飛ばせる。どちらかを使うだけではダメ。あくまでも連動が重要。気持ち悪い感覚の時はどちらかだけを使って投げていたり意識していたりして、タイミングがズレてうまく連動出来ていなかったりする。
上記のツイート1つとっても、様々な要素が含まれています。
・肘と手首がうまく連動しているとダーツを楽に飛ばせる
・肘と手首の片方だけ意識し過ぎるのはよくない
・スムーズな連動のためにはタイミングが重要
ただ、僕自身もこのツイートをしていて、これが全ての人に当てはまるポイントだとは全く思っていません。
あくまで自分自身が実際にダーツを投げていて感じたことに過ぎません。
それをメモのような形でツイートとして残し、同時に誰かのヒントになればいいなと思って書いてます。
それを他人に強制しない限り、こういった情報はそれに当てはまらない人にとってもプラスになり得ると思います。
全ての他人のダーツ論は正解じゃなくてヒントです。
自分自身で考えて、実験を通して取捨選択することでヒントとして活用することが出来ます。